指に機能名があることを知ってますか？

お父さん指とか、お母さん指とかではないですよ（笑）

親指、人さし指は
「直指（ちょくし）」と呼ばれます。

直指の機能は 指す、押す など
直線的な動きに適している構造です。

そして
小指をメインに中指、薬指は
「環指（かんし）」と呼ばれます。

機能は 握る、絞る など
環（円形）の描く動きに適している構造です。

小指から握ると、
肩関節の前面に力を集中することなく胸鎖関節から
腕を動かすことが可能になります。

体幹の力を末端に伝える構造に変化できるのです。

指本来の動きに使っていないことが
腱鞘炎、手首痛、肘痛、肩こり、など
腕に関わる諸症状に現れます。

例えば、パソコン操作。

本来、直指である人差し指や親指を
マウス操作で回して操作しています。

そして、環指のはずの小指、中指、薬指を直線的に動かしてキーボードを叩いてしまっています。

指本来の動きでない操作が筋肉や骨に負担を掛けてしまっています。

指先から緩める時は機能に合わせた動きで
直指は直線的に動かし
環指は円を描くように動かすと
効果的に緩めることができます。

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